2019.6.27
「無垢の床には憧れるけど、傷がつきやすいって聞いたので普通のフローリングの方がいいかな?と思っているんです…」というお話をたまに耳にします。
つまり、多くのご家族が「無垢の床 = 傷がつきやすい」「フローリング = 傷がつきにくい」と認識してるのですが、たとえフローリングといえど、モノを落とせば凹むものですし、普通に生活していれば傷だって当然つきます。
どうも、無垢の床とVANSと半ズボンと私。WONDOOR(ワンドア)阿蘇です。
四国中央市妻鳥町にあるWONDOOR(ワンドア)の事務所の一部の床は無垢のチーク材をヘリンボーン調に貼っています。おかわですよね?
さてさて、フローリングの多くは表面にシートを貼ってあります。もし何かを落として凹んだ場合、表面とは全く違う素材が顔を出すことになり、やたらとそこだけ目立ってしまうことになります。また傷が入った場合も、その傷は余計目立ってしまうことになります。
だったら無垢の床のほうが絶対に良いのか?と言われれば、無垢の床にももちろんデメリットは存在するので必ずしも良いとは言い切れなかったりします。
ということで、今回は無垢の床のメリットとデメリットについて簡単にお伝えさせていただきますのでおつきあいいただければ嬉し恥ずかしあそタカシです。
■無垢の床のデメリット
→木の材質によって価格が大きく異なる
WONDOOR(ワンドア)で採用している床材は比較的安価で手に入るパインから、パインに比べると少し金額が高くなるオーク(ナラ)やチークにウォルナット、そして、美味しそうな名前のアメリカンチェリーなどバリエーション豊富に取り扱っています。
このように木の材質によって価格が変わるのが無垢の床の特徴です。
→隙間ができたり、反ったりする
材料のグレードや木の種類によって多少異なりますが、夏の湿気が多い時期には膨張し、冬の乾燥した時期には収縮するのが無垢の床です。
そして、収縮すれば隙間が生じ、そこにホコリなどが溜まりますし、膨張すれば木と木の繋ぎ目の部分が盛り上がり少し反ってしまうこともあります。
→凹みや傷がつきやすい
これも木の種類によって異なってくるのですが、比較的柔らかいパインは凹みや傷がつきやすいでしょうし、逆にオークやウォルナットなどの硬い木は凹みや傷がつきにくいです。
しかし、傷がついても分かりにくいですし、凹んでも水を染み込ませれば元通りとまではいかなくても、ある程度修復させることが出来るというメリットを同時に持ち合わせているのが無垢の床です。
■無垢の床のメリット
→足触りがよく、足腰への負担が少ない
比較的柔らかいパインの木はフローリングに比べて足触りがよく、足腰への負担も少なくなります。
小さなお子さんや赤ちゃんがいらっしゃる方、床でゴロゴロ寝そべりたい方には最適な床材だと思います。
→色があせないし、表面がはがれてくることがない
太陽の光を沢山浴びたとしても、フローリングのようにそこだけが変色するようなことがありませんし、フローリングのように表面シートがベロンと剥がれてくることもありません。
ですので、見た目が悪くなるようなことがないので床を張り替える必要はありまあえんし、ほとんどメンテナンスをする必要もありません。
→夏場、床がベタベタすることがない
湿気の多い夏場、フローリングは床がベタベタしてしまって足元が不快になりますが、無垢の床はベタベタすることがありません。
→足元が暖かい
無垢の木は空気を含んでいるので熱を通しにくいという特徴を持っており、そのおかげで足元が暖かく感じられます。
といっても、あくまでフローリングに比べてなので無垢の床だからと暖房がいらないほど暖かいというわけではありません。ですが、寒い冬でも室温さえそれなりに暖かく保っていればスリッパなしでも過ごすことが出来るのが無垢の床の良いところです。
他にも色々メリット・デメリットはあると思いますが長くなりそうなのでこれくらいにしときます。笑
個人的には無垢の床の方が圧倒的にお洒落になるんじゃないかなーと思っています。あとはやっぱり本物ってのがいいですよね。
WONDOOR(ワンドア)の事務所には様々な無垢の床材のサンプルをご用意しております。実際に見たり触ったり出来ますのでご興味がありましたらお越しくださいませ〜。
「それは、今までにない新しい世界」
WONDOOR(ワンドア)
阿蘇 崇