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住みにくい家をつくりあげてしまう家づくりの間違った常識

2019.7.2

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住みやすい家にしたい…と願う気持ちとは裏腹に、実際に家を建てて住んでみると、思い描いていた暮らしと違う。そう感じてしまう方が多くおられます。

その結果、「やっぱり家は3回建てないと満足出来ない。」という結論に至ってしまいます。

確かに家づくりにも予算があるので100%満足の出来る家を建てることは難しいかもしれません。しかし、家づくりをする前に「知らず知らずの間に受け入れてしまっている間違った常識がある」ということさえ知ることが出来れば、確実にその不満を大きく解消することが出来るはずです。

 

こんにちは。WONDOOR(ワンドア)の阿蘇です。愛媛県もそうですが、九州でもかなり激しい雨が降り続いているみたいです。大きな被害が出ないことを心から祈っています。

 

1. 明るさ

 

さてさて、例えばですが、誰もがお家の中は明るくしたいと思うことでしょう。しかしながら、残念な事実ですが、せっかく新築したにもかかわらず朝から照明をつけないといけない家が数多く存在します。というのも、丸見えを防ごうとして窓という窓全てにカーテンを付けてしまっているからです。

明るさを優先すれば生活を周囲の人にさらけ出してしまうことになるし…

プライバシーを優先すれば薄暗い家になってしまうし…

実に多くのお家がこの2択のいずれかを選択せざるを得なくなってしまっています。

明るさとプライバシーを両立することが出来る間取りづくり。これが本当に暮らしやすい家にするためには欠かせない要素となってくるのです。

 

2. 風通し

 

続いて、明るさと同様に、多くの家が実現できていないことが風通しの良さです。

というのも、ほとんどの窓がカーテンが開けられないからです…

窓にもいくつか種類があり、その窓の使い分けによって上手に風をコントロールしましょう!ということを唱える方がいます。が、これは窓が開けられるということが大前提のうんちくです。

ご存知の通り、入口が開けられても出口が塞がっていては風の通り道が塞がれてしまっています。ですので、開けられる窓をつくるということが家づくりでは非常に大切なポイントになるというわけです。

 

3. 洗濯動線

 

洗濯動線も矛盾した提案をしている住宅会社さんが数多く存在します。給湯器の兼ね合いもあって、キッチンと洗面を近くにレイアウトすることがここ最近の間取りの当たり前になっています。が、これだけを実現しても家事の時短も出来なければ楽な動線が出来上がるわけではありません。

 

というのも、洗濯は洗い終わってから後の作業が重労働だからです。一番大変なのは水気を含んだ洗濯物の持ち運びです。それが勝手口から出たところであれば少し近くではありますが、わざわざスリッパに履き替えて何回も出入りしないといけなくなりますし、なにより冬は寒い外で何分も作業しなくてはいけなくなります。

 

また、2階のベランダで洗濯を干すとなれば一番遠い所まで洗濯物を運ばなければいけなくなります。そして、取り込んだ洗濯物をまた1階におろしてこないといけません。

これが果たして家事動線に優れた家なのでしょうか?

ですので洗濯に関しては一連の作業全てが楽に行えることを前提とした間取りにしなければいけないというわけです。深いですね〜。

 

4. リビング

 

さらに、多くの人がリビングは広くつくってスッキリとしたオシャレな空間にしたい…と考えていると思いますが、これも裏腹に多くのお家が入居半年後にはいつも片付かない雑然としたモノだらけの狭苦しいリビングになってしまいます。

というのも必要な場所に収納が足りていないからです。

リビングに散らかるものは大半が子どものモノです。(我が家もそうです…笑

小さいうちは、おもちゃ、絵本、衣類であり、就学すると、これにランドセル、学校用品、文房具などが加わります。これらが片付けられるところを1階につくってないと、リビングはあっという間に散らかり放題になってしまいます。

ただ収納を多くつくればそれに連動して面積が増えることになるので、家のコストが上がってしまうことになります。ということは、コストを上げずにこの散らかりを解決するためにはどうすればいいのか?を間取りをつくる時点で考える必要があります。

 

以上、今回は4つのポイントについてお伝えさせていただきました。まだ他にもあるのですが、超絶長くなりそうな予感しかしないので今回はこの辺で終わりにします。続きはまた後日お伝えさせていただきますので楽しみにしておいていただければ嬉し恥ずかしあそタカシです。

 

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WONDOOR,ワンドア 四国中央市 マイホーム計画

【それは、今なでにない新しい世界】

WONDOOR・ワンドア

阿蘇 崇

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