2019.8.6
家づくりを始める時に大切なことは、今のコトだけを考えてすすめるのではなく、ずっと先のことまで考えた上で計画を立てていくということです。
資金的にも、そして間取り的にも、です。
いよいよ夏の甲子園大会が本日開幕しました。愛媛県代表は宇和島東高校。どんな結果になろうとも、全力プレーで晴れの舞台を楽しんで下さいね。高校野球大好きなボクの、アツい夏の幕開けです。あっ、どうも、WONDOOR -ワンドア- の阿蘇です。
愛妻弁当とかすみません。暑いのにラブラブですみません。子どものお弁当のついでだとしても感謝感激あそタカシです。ボクは奥さんが作るこのマカロニサラダだ大好きなんだな。だからなんなんだ。笑#あそパンマン pic.twitter.com/cTtZlKHvWU
— 阿蘇 崇 WONDOOR 心豊かに暮らす家づくり (@asopanman1135) August 5, 2019
夏本番で暑い暑い毎日なのにアツいツイートしてしまってすみません。笑
さてさて、例えば遡ること30年前、日本で初めて導入された消費税は3%から始まり、5%、8%を経て今年10%になろうとしています。単純に2000万円の家を建てるとしたら、30年前に比べると、200万円も建築費用が高くなっているということになります。
また、高くなっているのは税金だけじゃなく「物価」もです。例えばタバコ。ボクも若かりし頃吸ってましたが当時250円くらいだった記憶があります。そのタバコは今500円となってます。
30年前、軽自動車は100万円で買えていたはずなのに、今では200万円が当たり前。
つまり、わずか30年という間で、今まで必要なかった費用がかかるようになったり、物価が上昇して負担が増えているのです。少子高齢化問題がより深刻化する今後は、さらなる負担が必要になるかもしれない、ということを想定した上で、家づくりを考える必要があります。
✔ 可処分所得がどんどん減っていく!?
年金制度が出来て間もない1965年は、20歳〜64歳の方たち9.1人で65歳以上の高齢者1人を支えていたのですが、47年という時を経た2012年時点では、2.4人で高齢者1人を支えるように移り変わりました。
そして、それに伴って、社会保険の負担が徐々に上がっていっています。
しかし、この状況は、これからもどんどん変わり、2050年には1.2人で高齢者1人を支えるという状況になると言われています。そうなれば、さらに社会保険の負担が上昇し、結果的に、給料の手取り金額がどんどん少なくなっていき、自由に使えるお金(可処分所得)が大幅に減ってしまう・・・ということになります。
✔ 家を買う or 一生賃貸
となると、そんな先行き不安な暗い社会が待っているんだったら、家なんか買わない方がマシなんじゃないか?と、考えてしまうかもしれません。
ここでひとつシュミレーションをしてみますね。
【65歳から85歳まで老後生活を送る】と仮定
(家を買った場合)
光熱費:平均10,000円×12ヶ月×20年=2,400,000円
固定資産税:平均60,000円×20年=1,200,000円
メンテコスト:1,500,000円×2回=3,000,000円(外壁塗替え)
リフォームコスト:3,000,000円×1回(室内のみリフォーム)
合計:9,600,000円
(ずっと賃貸暮らしの場合)
家賃:55,000円×12ヶ月×20年=13,200,000円
光熱費:平均15,000円×12ヶ月×20年=3,600,000円
更新料:20,000円×10回=200,000円 (2年更新)
合計:17,000,000円
圧倒的に家を持っている方が、老後の生活が楽になる、ということは言う間でもありません。快適に暮らすために、充分なメンテナンスコストを掛けたとしても、です。
ただ、65歳までにローンの返済が終わっているということが大前提のシュミレーションにはなりますがね。
✔ 家にお金を掛け過ぎない!
しかしながら、家さえ持っていれば、どんな家でもいいというわけでもありません。
例えば、家を持てば固定資産税もかかるようになりますし、火災保険料も定期的に必要になります。(火災保険は最長10年です)
また、家を長持ちさせるためにも、メンテナンスコストも必要になります。
つまり、賃貸に比べると余分な出費が増えることになるので、それを見越した上で、住宅ローンの返済額の設定を行い、それを元に予算設定を行うようにすべきである、ということですね。
一般的には、家賃と同じ金額で家を持つことは難しいと言われていますし、住宅会社さんの多くは少しでも予算を上げようと促してくることでしょう。
しかし、それは先程ご説明させていただいたように、今後の日本が迎える未来を考えた時、結構危険な行為ではないでしょうか?
ということで、常識や見栄に捕われ、無駄に大きな土地を買ったり、無駄に大きな家を建てることで、無駄に土地や家に予算を掛け過ぎないように気を付けながら、家づくりを行うようにしていただければと思います。
より詳しい内容は絶賛予約受け中の家づくりセミナーにて。
まだ若干お席に空きがあります。次回の開催は今のところ未定ですので是非!!
「それは、今までにない新しい世界」
WONDOOR-ワンドア-
阿蘇 崇