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強くて、使いやすく、暮らしやすい家にする秘訣

2021.3.7

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マイホームを計画中のご家族だと1度は耳にしたことがある言葉の一つに「耐震等級」という言葉があるのではないでしょうか。今現在国が定める耐震基準の最高等級は、数百年に一度起こる震度6〜7程度の地震の1.5倍の地震が起こったとしても倒壊や崩壊しないレベルである「耐震等級3」です。

 

WONDOOR -ワンドア- のお家は「耐震等級3の取得」を標準仕様としています。しかし、耐震等級3を取得することによって暮らしに弊害が生じる間取りになってしまってはいけません。耐震等級3を取得した強くて暮らしやすい家にするには、バランスのよい設計が求められます。

 

こんにちは、年が明けて早2ヶ月が過ぎ去り、もう3月。『一月往ぬる二月逃げる三月去る』、1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、昔の人は本当に上手く言ったもんだとつくづく思います。過ぎ去った日は戻ってこないので1月2月3月に限らず、毎日を丁寧に過ごしたい所存です。子どもたちにも残りわずかとなった3学期を目一杯楽しんでもらいたいものですね。

 

 

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さてさて、冒頭の耐震等級の話に戻ります。より強いお家にしたいとお思いであれば、可能な限り「平屋」にすることをオススメしています。というのも、平屋の家に比べて、2階建ての家は、強風やトラックなどの重量車両の通行による振動といった外部からの力を受けやすくなるからです。

 

また、耐震等級3の構造計算をする際、壁量バランスがとっても大事になるのですが、2階建ての家は、以下のような理由から、このバランスが悪くなる場合があるからです。

 

理由1

1階より2階の方が重くなってしまう

 

一般的に多くの2階建ての家は、1階にLDKにお風呂やトイレを設けて、2階に寝室や子ども室などのプライベートスペースを設けています。となると、必然的に1階のLDKには家族みんなが集うので大空間になります。2階には家族みんなの個別の部屋を配置するので、1階よりも2階の方が間仕切りが多くなってしまうのは至極当然のことです。

 

その結果、2階には、1階よりも遥かにたくさんの柱や壁が必要になり、結果、上からの荷重負担が大きくなってしまいます。このことが大きな負担になってしまう理由を次の理由2でお伝えしていきます。

 

理由2

南と北の壁のバランスが

悪くなってしまう

 

多くの一般的な2階建ての家では、南面に多くの窓を付け、尚且、大きなサイズにする一方で、北面には窓をほとんど付けませんし、付けたとしても小さなサイズの窓が多いです。

しかし、そうすることで、対局する南面と北面の壁のバランスが著しく悪くなる可能性が高くなります。沢山窓が付いている南面には壁が少なく、窓が少ない北面には壁が多くなってしまうからです。

 

その上、多くの一般的な2階建ての家では、当然のようにベランダを家の南面に突き出して設計します。これは、さらに南側に大きな負担をかけてしまうことになりかねません。

加えて、日当たりの良い南面の屋根を中心して、太陽光発電を載せてしまった日には、家に更に負担をかけてしまうことになります。

 

強くて、使いやすく、暮らしやすい家

 

理由1,2を踏まえて、強い家、そして、耐久性の高い家にするためにも、マイホーム計画は「平屋」をベースに考えていくことをオススメしています。

 

WONDOOR -ワンドア- では様々な理由から「中庭のある家」を提案させていただくことが多いのですが、中庭があることで耐震性が悪くなると考えるご家族や住宅会社の方があおられるのも事実です。しかし、完全に間違った認識だということをこれからお伝えしていきます。

 

中庭を作ることによって、安定的な明るさを中庭から確保出来るようになります。そうすることで、多くの一般的な2階建ての家のように、外周面に沢山の窓を付ける必要がなくなり、結果、家の外周面全てにバランスよく壁をつくることが可能になるので、中庭を作ることによって耐震性が悪くなるということはないのです。

 

耐震等級3を取得することは大切ですが、その為には、強くて、バランスのいい家にすることが重要です。そうすることが出来れば、間取りに対する制約を限りなく少なくし、自由度たっぷりで開放感溢れる家にすることが可能になります。

 

ということで、強くて、使いやすく、暮らしやすい家にする為に、最初から2階建てありきでマイホームを計画するのではなく、「平屋」をベースに計画を進めてもらえればと思います。地震大国と呼ばれる日本ですから…

 

といっても、敷地の広さの問題で平屋のお家を建てられないという方もおられると思います。平屋じゃないとダメということではなく、2階建てのお家でも平屋をベースにした2階建てにしましょうね、ということです。

 

ちょっと文章だと上手く伝わらいのが残念無念ですが、そんな平屋をベースにした2階建てのお家が4月に完成します。施主さまのご協力をいただき完成見学会を開催させていただくことが決定しています。詳細が決まり次第HPやInstagramでお知らせしますので楽しみにしておいて下さいね。

 

 

四国中央市新築,四国中央市工務店,家づくり,マイホーム計画

(画像をクリックするとWONDOORのInstagramに飛びます)

 

ちなみに、平屋について書いたブログも参考に読んでもらえると嬉しい恥ずかしあそタカシです。

「大人気、平屋のお家のメリットとデメリットについて考えてみる…part①」

「大人気、平屋のお家のメリットとデメリットについて考えてみる…part②」

 

【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に平屋から始める家づくりをコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店です。

「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。

マネージャー 阿蘇 崇

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