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土地のメリットとデメリットシリーズ -西向き編-

2021.4.25

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こんにちは。四国中央市を中心に愛媛県の東の方でシンプルな家づくりをしている工務店WONDOOR -ワンドア- の代表、阿蘇です。現在、四国中央市寒川町で建築中のお家が間もなく完成を迎えます。施主様のご協力をいただき、5月14日(金)〜17日(月)の4日間、完成見学会を開催させていただきます。ご予約制になっておりますのでマイホーム計画中のご家族はお見逃しなく…

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さてさて、前々回から始まった「土地のメリットとデメリットシリーズ」ブログ、前回は東向きの土地についてお伝えさせていただきましたが、今回は西向きの土地についてお伝えしていきます。念の為、前回と前々回のリンクも貼っておきますのでまだ読んでないって方は合わせて目を通してもらえるとマンモスうれピーです。(笑)

「土地のメリットとデメリットシリーズ -南向き編-」

「土地のメリットとデメリットシリーズ -東向き編-」

 

✔ 南面に居住スペースを持ってこれる

 

まず、西向きの土地のメリットと考えられていることが、『居住スペースを全て南側に配置することが出来る』ということです。これは前回の東向きの土地と全く同じですね。

しかし、東向きの土地同様に、全ての部屋を南に配置した場合、1階の南の窓から見える景色は、南の土地に建っている家の裏側となります。

 

つまり、給湯器やエアコンの室外機、また、勝手口があればかなりの高い確率でゴミ箱が置いてあり、ゴチャゴチャした場所を眺めて過ごすことになってしまいます。

それらを見えないようにする為には、常にカーテンを閉めておくか、余分なコストをかけて目隠しの塀を作ったり、植栽を植えたりすることで、そのゴチャゴチャした景色を防がなくてはいけません。

 

✔ 午後からの光も入ってきやすい

 

また、西向きの土地は、午後からの日当たりが良さそうに思います。しかし、その恩恵を受けるために、西面に大きな窓をつくってしまうと、厳しい西日をずっと浴び続けることになります。

そうなると、夏の暑い日は、家の中が暑くなりやすく、冷房が欠かせなくなり、結果、光熱費がかさんでしまうことになり兼ねません。また、西日による厳しい紫外線を浴び続けることによって、床や家具などが日に焼けてしまうこともあります。

 

厳しすぎる西日をカットする為には、結局ずっとカーテンを閉めっぱなししておく必要があります。また、東向きの土地と同じように、まわりの人からの視線も気になりますしね。カーテンを閉めっぱなしにした結果、家の中が薄暗くなり、日中ずっと照明を点けておかないといけない空間になってしまうというわけです。

 

さらに、西向きの土地は東向きの土地と同様に、隣の家が近くに建っている状況で、一番南にリビングを配置しようとすれば、光がほとんど入ってこなくなってしまいます。そうなると、西からの光も南からの光も充分入ってこない家になってしまう可能性が大です。また、東に家が建っているとなると、午前中(朝日)も光が入りにくいというわけです。

 

✔ 西向きの土地で快適に暮らせる家を建てるのは不可能なのか?

 

 

大切なことは、周囲から家の中が丸見えにならないようにしつつ、家全体が明るくなるように、どのように採光を確保するのか?ということです。つまり『プライバシーと明るさを両立させる』というわけですね。

 

そのためには、接道面である西側の窓を最小限にしながらも、リビング・ダイニング・キッチンはもちろん、洗面脱衣室や寝室・子ども部屋が明るくなるように窓を設けられるように間取りを考えていく必要があります。しかし、このことを実現するためには、家づくりで「当たり前」とされている以下の内容全てを頭の中から一度リセットする必要があります。

 

・居住スペースは全て南に配置しなければならない

・日影には家を建ててはいけない

・子ども部屋は2階につくらなければならない

・水回りは基本的に北に配置しなければならない

・階段は日当たりが良い南にはつくってはいけない

 

多くの方がこの5つのコトを家づくりの当たり前として考えてしまいがちなのですが、実は、この5つのコトが弊害になり、暮らしにくい家になってしまう場合があります。まずは、これらの「当たり前」を頭の中から一旦取り除いてみましょう。

 

それが出来れば、間取りの選択肢が一気に増えますし、購入する土地選びも自由度が増します。土地選びの自由度が増す理由は、この「当たり前」さえ消えてしまえば、土地の日当たりの良し悪しに関係なくどんな土地でも光が入り込む、明るい家にすることが出来るからです。結果、肩の力が抜け、マイホーム計画が一段と楽しく進められると思います。

 

ということで、西向きの土地でも、間取り次第で明るくて住みやすい家にすることが出来るので、接道が西側にある土地のネガティブなイメージは一旦削除しながら土地選びをしてくださいね。

 

四国中央市妻鳥町の事務所では、「家づくりお悩み相談会」と題した相談会を個別にてほぼ毎日開催しています。これまで200組を超えるご家族の家づくりに携わらせていただいた経験をもとに、家づくりに関する様々な悩みにアドバイスをさせていただいております。

 

どんな些細な悩みでも大丈夫ですのでお気軽に相談会へのご予約お待ちしておりますね。

「家づくりお悩み相談会」

 

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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。

代表取締役 阿蘇 崇

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