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必ずしも大多数が正しいとは限らない

2021.10.11

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スマートフォンとSNSの普及が、情報を身近にしてくれました。そのおかげで、マイホーム計画での「こんな感じにしたい」「あんな風にしたい」という幅が一気に広がった気がします。

 

一方で、「あんな風に」「こんな風に」のワクワク感と、そのワクワクに必要な金額のギャップも広がってきている気がします。SNS等で見る写真には具体的な金額が明記されていないことが多いですもんね。理想と現実のギャップが生まれるのも仕方がない事だと思っています。

 

そこで大切なのが、安全な予算設定というマイホーム計画のスタートを間違えないことなのですが、自分達の安全な予算に基づいて、土地を探し、家を建てるためには、土地、家のいずれに関しても、大多数とほぼ真逆の視点を持たなくてはいけません。

 

こんにちは。四国中央市の工務店WONDOOR -ワンドア- 代表の阿蘇です。四国中央市上分町で建築中の邸宅が完成間近となりました。施主さまから心よくご協力をいただき11月20日~23日までの4日間、完全予約制にて完成見学会を開催させていただきます。詳細は後日発表しますのでまずはご予定のご確認をお願いしますね。

 

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(激渋のカッコいいタイル)

 

さて、冒頭の話に戻って。例えばですが、大多数の方は土地を購入する際、そのエリアの中で一番高い金額の土地を選ぼうとします。新しく造成された分譲地の形が一番整っている南向きの土地ですね。

 

また、大多数の方が、少しでも広い土地を購入しようとしますが、これも土地の予算が上がる原因となりますし、同時に外構工事に掛かる費用も高くなる原因となります。

 

ということで、土地の予算を抑えるためには、上記の2つの事とは逆の考え方を持った上で土地探しをすることが大切です。

 

南向き(南面道路) ➡ 南向き以外(南面道路以外)

整ったキレイな形の土地 ➡ 形が整っていない歪な形の土地

必要以上に広い土地 ➡ 必要最低限の広さの土地

といった感じですかね。

 

 

土地を探す上で一番心配なのが、日当たりではないでしょうか?せっかく土地を購入するのであれば、わざわざ好き好んで日当たりが悪い土地を選ばなくても…そう考えるのは至極当然の事だと思います。

しかし、少し立ち止まって冷静に考えてみてください。家を建てようとする前に、日当たりが良い土地に建っている家をゆっくりと見て回った事はありますか?実際に日当たりが良い土地に建っているお家は、決してお家の中が明るいとは言い難いんです。

 

その理由は明確で、カーテンが開けっぱなしに出来ないからです。南からの光をカーテンが遮断してしまって、奥にあるキッチンや水回りにまで、光が届かなくなってしまっています。また、南からの日差しはかなり厳しいため、シャッターまで締めているお家も数多くありますが、一体何のために、南向きの日当たりが良い土地をこのお家の方は購入したのでしょうか?また、一体何のために南向きに部屋を配置し、南向きの窓をつくったのでしょうか?

 

おそらく、沢山の光を家の中に採り入れ、明るくて開放的なお家にしたかったのではないでしょうか。しかし、実際には、光はカーテンで閉ざされ、薄暗くて閉鎖的な家になってしまったとしたら、どう感じるのでしょうか?

 

この問題を解決するためには、その土地のメリットだけに焦点を当てて、土地を選び、間取りを考えるのではなく、その土地のデメリットにも焦点を当てながら、土地を選び、間取りを考える必要があります。

 

南向きの土地であれば、窓を道路に向ければ、外から家の中が丸見えになってしまうということです。そして、このことがどのような状況を引き起こすのかを想像する必要もあります。

 

一方で、南向き以外の土地は、外から家の中が丸見えになりにくいというメリットはありますが、家の中に光が十分入らないのでは?という事が懸念されると思います。

 

しかし、南向きの土地も、それ以外の土地も全て、そのデメリットを把握し、解決できるように間取りを考えれば、丸見えになったり、家の中が薄暗くなったり、というような最悪の状況を避けながら、快適に暮らしていただくことが出来るんです。

が、そのためには、家づくりで絶対にしてはいけないことが一つあります。

それは、、、

 

【自分で間取りや広さを決めない】ということです。家は予算と環境に合わせてつくるものであり、その提案をするのがプロの仕事です。なぜ、ご家族ごとに安全な予算をお伝えし、資金計画をするのかというと、それは土地や家の予算を正確に出すためであり、その予算に合わせて出来ることと出来ないことを間取りを考える前に話し合うためです。

 

なぜ、土地の環境に合わせて間取りを考えないといけないのかというと、そうしないと、家の中が丸見えになったり、薄暗くなったり、閉鎖的な家になってしまうからです。

いい家であることの条件は、家族みんなの心が豊かで、居心地よく暮らしやすいことだと思いますが、たくさんお金をかけたお家が、必ずしもそんな家になるわけでもなければ、逆に、お金をかけられないことが、住みにくい家になるわけでもありません。

 

しかし、予算の大小に関わらず、予算と環境に合わせて設計出来なかったお家は、そうすることが出来たお家に比べて、確実に居心地も悪く、暮らしにくい家になってしまう事でしょう。ですので、土地を探す前に、まず住宅会社に安全な予算で資金計画をしてもらうこと、そして、土地を探す際には、予算に合わせた土地を提案してもらうこと、そして土地を決める際には、住宅会社に土地を見てもらい土地に合わせた間取りを提案してもらうこと、この3つを守って下さいね。

 

間違っても、間取りや広さを自分で勝手に決めて指定してしまわないように気をつけてくださいね。間取りは動線や使い勝手だけを考えてつくるものではありませんから。そして、家が人生で最後の買い物ではありませんから。

 

WONDOOR -ワンドア- では、ほぼ毎日それぞれのご家族に応じた相談会を開催しています。安全な予算のこと、土地の探し方のこと、全体の資金のことなど、相談内容やアドバイスはご家族に応じて様々です。家は建てたいけど、不安や悩み、疑問があってなかなか一歩踏み出せないという方は一度相談会にご参加下さい。きっと肩の力が抜けると思いますよ。家づくりは楽しまないと。

 

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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。私たちWONDOORは愛媛県で唯一のSIMPLE NOTE加盟店です。

代表取締役 阿蘇 崇

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