2023.2.10
多くの方がリビングダイニングに求めることが、「明るさ」と「開放感」だと思います。
そして、その手段として大きな窓をつくり、天井を高くしがちですがこの2つを採用しただけで、充分な「明るさ」と「開放感」を得ることが確実に出来るとは限りません。
こんにちは。愛媛県四国中央市を中心に、WONDOOR -ワンドア- というブランドで家づくりをしている工務店、株式会社associe LAB(アソシエラボ)代表の阿蘇です。昨年ジムに通い始め、10㌔ほど減量したのですが、もう少し体を引き締めたいなと思いまた食事制限を開始しました。何が目的か?と問われると、やはり「健康」と、少しでも清潔感のある経営者でありたいなという想いです。という事で。どこかで会っても食べ物を与えないでくださいね。笑
さてさて、まず、なぜ大きな窓をつくるだけで充分な明るさが得られないのかと言うと、基本的にほぼすべての窓がカーテンありきの設計になっているからです。
つまり、光を採りこむために窓をつくったにもかかわらず、カーテンで光を遮っているから家の中が薄暗くなってしまうというわけですね。これは家づくりあるあるですね~。
また、天井だけ高くしても、窓や室内ドアが低いままでは、天井付近まで光が拡散しないため、かえって天井付近が薄暗くなってしまいます。となると、南向きでつくったリビングやダイニングでさえも、朝から照明に頼らざるを得なくなるというわけですね。
では、開放感についてはどうでしょうか?朝から夜までずっと照明に頼り続けないといけない家は、果たして開放感あふれる住まいなのでしょうか?
視線を遮るために閉じた状態となったカーテンによって、全く外が見えなくなってしまうとしたら、果たしてその空間から開放感を感じることが出来るでしょうか?
カーテンが閉まっているということは、一面壁に囲まれているのと何ら変わらないということですからね。
「明るさ」と「開放感」の方程式
家全体に満遍なく自然光を届けるためには、まず窓から入ってくる光を遮らないこと、そして、その光が全体に届くようにしてあげる必要があります。
では、そうするためには、一体全体どうすればいいのでしょうか?
まず、大前提として、窓は基本的に視線を遮るためのカーテンがいらないようにつくらないといけません。そして、その上で窓から入ってきた光を家全体に拡散する工夫を施さなければいけません。
その一つが、窓と室内ドア、そして、天井の高さを全て揃えるということです。
こうすることによって、室内に入ってくる光量が増えますし、天井付近まで光が拡散しやすくなるからです。
また、天井とドアの高さを揃えることによって、空間に奥行きが感じられる視覚効果が得られるので、窓の高さも相見えて開放感を感じやすくなります。
そして、光を拡散させるもう1つの工夫が、内装を白やアイボリーを基調とすることです。また、床や家具の色なども、ダークトーンのものではなく、ライトトーンのものを(オークやメープルなど)選んでいただくとさらに明るさが増します。
結論ですが、リビングダイニングに「明るさ」と「開放感」を出すためには、一般的には「大きな窓」+「天井を高くする」と考えられていますが、隣近所が100mぐらい離れているようなめちゃくちゃ田舎に家を建てない限り、これだけでこの「明るさ」と「開放感」は実現出来ません。
一方で、「カーテンがいらない窓」+「窓とドアと天井の高さを揃える」+「内装を白基調とする」を全て実現していただくと、たとえ隣近所が全て家に囲まれていたとしても、100%明るくて開放的な住まいを実現することが出来ます。
これから50年以上住み続けていくであろう住まいをより良いものにするために、間違えた方程式ではなくこの正しい方程式を覚えておいてくださいね。
そんな、「明るさ」と「開放感」を体感できるコンセプトハウスを現在建築中です。工事中もいつでも見学可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さいね。
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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】
WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。私たちWONDOORは愛媛県で唯一の「SIMPLE NOTE」加盟店です。
代表取締役 阿蘇 崇