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「子ども達にのびのび遊ばせてあげたい」、そんな想いを抱いて家を建てられるご家族も少なくないはずです。そして、子ども達は、自分の部屋が持てることにきっと大喜びすることでしょう。

子どもたちの喜ぶ姿を想像すると、一層、家を建てることにワクワクすると思いますが、家を建てる時は、子育て中のことだけでなく、子育て後のことまで見据えて、間取りを考えておくことをおすすめします。

言い換えると、子ども達はやがて家を出ていく可能性が高いです。「そんな寂しこと言わないで～」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、我が子が30、40歳を超えて尚、実家に住んでますという状況を望まれますか？今このブログに目を通して下さっている方のほとんどが実家を出て生活されているのが現実なのではないでしょうか。

そんな我が子が、家を出た時のことを想定して子ども部屋は使い勝手よくつくっておいた方がおすすめですよというわけです。

こんにちは。愛媛県四国中央市を中心に、WONDOOR -ワンドア- というブランドの家を建てている工務店、株式会社associe LAB（アソシエラボ）代表の阿蘇です。男3人兄弟の真ん中のボク自身も実家を出て住まいを構えて生活をしています。兄も弟も当然同様に実家を出ています。この事実を踏まえ、これからの暮らしを時系列で考えてみた上で、子ども部屋はどうつくるのがベターなのかを一緒に考えていきたいと思います。

︎子ども達が小さいうち

多くの方にとって家を建てる時は、おそらくお子さんが小さい時だと思いますが、では、小さな子ども達にとって使いやすい部屋とは、一体どんな部屋なのでしょうか。

例えば、一般的に子ども部屋は2階につくられることが多いですが、残念ながら小さな子どもたちは2階にある自分の部屋を全く使いません。小さな子どもたちは絶対に親から離れた場所で過ごさないからです。

となると、子ども達の絵本やおもちゃなどは、自分たちの部屋ではなく、リビング周辺に置かれることでしょう。もしくは、それが嫌であれば、1階にもう1つ部屋か大きな収納をつくらざるを得なくなります。

結果、前者の場合、リビングが散らかりイライラしながら過ごすことになりますし、後者の場合、家づくりのコストが嵩み、ローンの支払いに負荷がかかります。

一方で、子ども部屋を1階につくると余分な部屋も余分な収納もつくる必要がなくなります。子ども達が自分の部屋を使いやすくなるからです。結果、家づくりのコストを抑えやすくなる上、リビングが片付きやすくなり、いつもスッキリした家を保ちやすくなります。

つまり、友達や親が突然やってきても焦ることなく迎え入れることが出来ますし、散らかった部屋にイライラしながら過ごす可能性も圧倒的に少なくなるというわけです。そんなこんなで、子育て期間中にフォーカスすると子ども部屋は1階につくる方がベターだというわけです。

思春期を迎えた時

では、子ども達が成長し、思春期を迎えた時はどうでしょうか。この場合、子ども部屋が1階だと、子どもたちのプライバシーが低くなりそうな気がしますよね。子どもとて、それなりの歳になれば、親との距離を取りたくなるものですからね。

ゆえ、自分たちの昔のことを思い出してか、この時期に備えて子ども部屋を2階につくるのが当たり前になっていると感じますが、実は、間取りのつくり方次第で1階に子ども部屋をつくりつつもそれなりにプライバシーを守ってあげることも可能です。

ですので、この時期のことがどうしても気になる方は、その旨をお伝えいただければと思います。この時期にフォーカスしすぎると、幼少期はもちろん、これから説明する将来にも困ったことが起きやすくなってしまいますので要注意です。

歳をとってから

子ども達が出て行った後は夫婦2人だけの生活がずっと続くことになります。（子ども夫婦が一緒に住むとなると別ですが）

そして、時が過ぎ、やがて誰もが年寄りとなります。建てた家でずっと暮らし続けていく以上、このことも想像しておかなければいけません。

子ども部屋も寝室も2階にある2階建ての家を建てた場合、数十年後どのような暮らしになるのでしょうか。2階は全く使わなくなるかもしれません。また、健康ならまだしも、やがて足腰が弱ったり事故などで体が不自由になってしまったら…

日常生活で支障なく暮らせるように部屋を増築せざるを得なくなりますよね。そんなこんなで、老後のことを想像してみると、子ども部屋を1階につくっておく方がいいかもしれませんよね。使わなくなった子ども部屋を、部屋や収納として使えば、わざわざ貴重な老後資金を捻出して増築する必要もありませんから。

家づくりに必要な柔軟な思考

このように考えてみると、子ども部屋って2階につくるより、1階につくった方がいいかなとか、1階につくるのもありかなと思っていただけたのではないでしょうか。

これはあくまで一例ですが、実は、家づくりには子ども部屋の考え方のように、なぜか勝手に決めつけてしまっているセオリーというのもがいくつもあります。そして、それらは家づくりの範囲を大幅に縮め、かつ暮らしにくさをつくりだす原因になっていたり、コストがかさむ原因になっていたりします。

ですので、知り合いから聞いた話を鵜呑みにしたり、SNSでの情報をそのままを実行するのではなく、こういった視点でも考えた上で、自分たちの暮らしに合った家づくりをして下さいね。

四国中央市妻鳥町にWONDOOR -ワンドア- の家が体感できる平屋のコンセプトハウスを建築中です。工事中も随時見学可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。詳しくは上の画像をクリックして下さいね。

【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。私たちWONDOORは愛媛県で唯一の「SIMPLE NOTE」加盟店です。

代表取締役　阿蘇　崇