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当たり前から外れる勇気

2023.6.18

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前回のブログでお伝えしたように、住みやすさや使いやすさは家の大きさに比例しないため、少しでもコストを抑えるためにも家のサイズは最小限にとどめるのがベストだというのがボク個人の意見です。

 

また、これからの長い人生の中で、夫婦2人だけで暮らす時間の方が圧倒的に長いと考えると、2人の手に余るサイズの家を持てばその分維持管理も大変になりますし、それにかかるコストも増えるので、その観点からしても目先のことばかりに囚われず、先々まで考えた上で家の大きさを決めたほうがいいなと考えています。

 

こんにちは。四国中央市と観音寺市を中心にWONDOOR -ワンドア- というブランドのお家を新築で建てている工務店、株式会社associe LAB(アソシエラボ)代表の阿蘇です。大谷翔平選手の大活躍に日々K奮(興奮)しています。野球の本場アメリカのメジャーリーグで、投げて6勝、打ってはホームラン22本(6月17日現在)とリーグトップの成績。野茂英雄が批判を浴びて海を渡ったあの日から誰がこんな日を想像できたでしょう。兎にも角にも怪我をすることなくシーズンを戦いきってほしいですね。

 

と、冒頭の話に戻って、これがWONDOORの家に対する基本的なスタンスです。しかし、家は30坪以上あるのが普通だという先入観と、周りのみんなと同じであることの安心感から、家を最小限にというこの考え方に足を突っ込めない方も結構おられるのも事実だと思います。

 

そんなこんなで今回は、家の価格についての考え方と、本当にみんなと同じでいいの?という話をお伝えしていきたいと思います。

 

坪単価<総額

 

坪単価は家が大きくなれば必然的に安くなり、逆に家が小さくなれば必然的に高くなります。また、使う材料によって違ってくるのはもちろん、同じ材料を使い同じ面積で建てたとしても、家の形や土地の形によって違ってきます。

 

ですので、坪単価というものは、価格を判断するには適切なものではなく、それどころか、そこにこだわるとただただ大きな家を建てることになってしまうし、家の総額は高くなってしまいますし、固定資産税も高くなります。更に、電気代も高くなるし、メンテナンス費用やリフォーム費用も高くなり、とにかくお金のかかる家になってしまいます。

 

例えば、坪単価70万円で35坪の家(70万円×35坪=2.450万円)と坪単価80万円の25坪の家(80万円×25坪=2.000万円)では、後者の方が坪単価は10万円高いですが、総額は450万円も安くなる、といった感じです。

 

そして、この違いは毎月の住宅ローンの返済に置き換えると15,000円ほど違ってきます。仮に、この15.000円をずっと銀行に貯金していったとしたら、35年後、手元に残るお金は630万円も違いますし、仮に、これを銀行貯金ではなく長期積立投資に回し続けたとしたら、35年後、手元に残るお金は、630万円の2倍どころか3倍ぐらい違ってくるかもしれません。ですので、個人的には少しでも家にかける費用を減らし、そのお金を将来的な資金に充てたり、日々の豊かな暮らしの為に使ってもらいたいなと思っています。

 

家を持つことは幸せなことだと思いますが、その幸せは、必ずしもかけたお金に比例するわけではありませんし、自由や安心感、心の豊かさを手に入れるためには、お金に余裕があることが絶対条件だからです。

 

みんなと同じ安心感が失敗の素

 

そして、もう1つお伝えしたいことが、周りのみんなと同じという安心感は自由や安心感を手放す大きな原因になるということです。つまり、この安心感が家の浪費につながり、手元からお金の余裕を奪ってしまうということです。

 

例えば、周りの友達が建てている家が35坪ぐらいが普通だったとして、建築費用に3.000万円かけているのが普通だったとしても、それと同じ選択をすることによってあなたの家計が苦しくなりそうだとしたら、その選択はどう考えても間違っています。

 

しかし、そうすることで、友達より劣ったような気持ちになるかもしれませんし、恥ずかしいという気持ちになるかもしれません。あるいは、もっと大きな家にした方がいいと親から言われ迷うかもしれませんが、そんな感情よりも自分達にとってベストな予算とベストな家づくりの計画を立てることを一番に考えるべきだと思います。

 

優先すべきは「家族の幸せと心の豊かさ」であり、現実的に考えるとそれを実現するためには、お金にゆとりがあることは絶対に外せない条件だと思います。

 

というわけで、ぜひ前回の記事も合わせて読んでいただき、正しい家づくりの選択をしてもらえたら嬉しいです。当たり前は、誰かにとって都合がいいルールであることが多いので、当たり前から外れる勇気さえ持てればきっと「幸せで心豊かな暮らし」への道が開けますから。

 

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延床面積28坪の暮らしを体感できるコンセプトハウスが事務所近くの四国中央市妻鳥町に完成しました。いつでも見学可能ですのでご希望の日時をお気軽にお問い合わせ下さい。

 

【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。私たちWONDOORは愛媛県で唯一の「SIMPLE NOTE」加盟店です。

代表取締役 阿蘇 崇

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