2020.10.17
“日本ではここ数十年、税と社会保険料の負担が増え続けています。2018年6月3日の朝日新聞の記事による試算によれば、一般の働く世帯の1ヶ月あたりの税と社会保険料の負担は、平成の30年間で約34,000円も増加。上昇率は36％、年間換算では約40万円になります。
加えて、物価も上がりました。現在、政府はインフレ誘導に懸命ですが、平成の約30年間の推移で見る限り物価はすでに1割上昇。税と社会保険料の負担増と合わさって、一般世帯からどんどん現金が流出する流れが顕著になっています。
深刻なのは、これだけの高負担を国民に強いているにもかかわらず、国の財政が悪化し続けていることです。国の借金総額は約1100兆円という途方もない額まで膨らみました。それにより、今後さらに税と社会保険料の負担が増える可能性は極めて高いと考えられます”
おはようございます。四国中央市にある工務店WONDOOR -ワンドア- のマネージャー阿蘇です。ニックネームは「あそパンマン」です。ボクは生まれも育ちも西条市で今も西条市に住んでいます。ですので必然的にお祭りが大好きです。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で西条祭りは神輿のみ短縮で運行し、だんじりの運行は自粛となりました。ただ神事は催されるので諸々役割があるので例年通り14日～16日はお休みをいただきました。お天気にも恵まれ絶好のお祭り日和だったことが尚悔やまれます。来年のお祭りは今年の分まで盛大に開催できることを切に願っています。
さてさて、冒頭ではなんとも暗い記事を紹介してしまいましたが、この記事に書かれた問題は、ボクだけでなく、全ての方にとって切っても切り離せないことですし、マイホームを計画中の方にとっては、この問題としっかりと向き合いながら計画を立て、家づくり全体の予算計画を立ててもらいたいと思います。
✔ 「節約」だけでなく「節税」を意識する時代
税と社会保険料の負担増が止まらない時代を生き抜いていくためには、自分自身で準備し、自力でその流れに対抗するしかありません。そして、そのためにまず取り組んで欲しいのは「節約」です。例えば、購入する車の費用を抑える、外食の頻度を減らす、嗜好品を我慢する、などがありますが、家づくりにかける費用もまた節約すべき1つです。
まわりの友達や同僚が家に多大な費用を掛けているからといって、自分たちも同じようにお金を掛けすぎてしまうと、30年後、非常に苦しい生活を強いられる可能性が高くなってしまいます。ですので、家づくりをする前に、自分たちの経済的状況に合わせた資金計画を練る必要があります。まわりの方の話に振り回されたり、まわりの方に張り合うことなく…
また、これからは、「節約」だけでなく、「節税」を意識する必要があります。家を建てると適用となる「住宅ローン控除」はもちろん、家族みんなの病院や薬局でかかった費用に応じて税金が安くなる「医療費控除」も積極的に使うべきですし、個人型確定拠出年金のiDeCoなども、掛金が全額所得控除となるため、誰もが利用すべき制度でないかなと考えています。
この他、NISAや積立NISAなども、投資に対するネガティブな先入観から、多くの方が敬遠しがちですが、キャピタルゲイン（売買差益）から発生する約20％の税金が非課税になるので、前向きに検討すべき制度ではないでしょうか。現在は、銀行にお金を預けていてもほとんど増えないですし、銀行に貯金をする意味は、全くないと言っても過言ではありません。（むしろ、時間外に引き出すとマイナスになります）
一方で、先程のような制度を知り、積極的に利用すれば、高いリスクを取ることなく、お金を増やすことが可能になります。また、勤務先によっては福利厚生が充実していて社内預金制度や持ち株制度がある会社にお勤めの方は積極的に利用してもいいと思います。
ということで、さらに厳しくなっていくことが予想される未来から目を背けたり楽観視するのではなく、現在と並行して未来のことを見据えて、ファイナンシャルプランを立てることをお勧めします。そして、現実的な資金計画をした上で、マイホーム計画をすすめてしていただければと願っています。
家づくりでは「どんな家にしたいのか？」という事が先行されがちですが、「どんな暮らしをしたいのか？」という事も大事にしてもらいたいなと思います。
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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】
WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に平屋から始める注文住宅を新築で建てている工務店です。
「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。
マネージャー 阿蘇 崇
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