2020.12.14
土地探しは、自分自身が土地にかけられる予算を把握した上で探して欲しいなと思っています。というのも、土地に掛けられる予算を全然知らないまま土地探しをしてしまうと、土地に予算を使い過ぎてしまうからです。しかも、かなり高い確率で…
その結果、家の予算を大幅に削らないといけなくなるか、住宅ローンの借入金額を増やすことになります。そうならないために、まずは資金計画を行い、現実的な土地の予算を落とし込み、知ることから始めなければいけません。
こんにちは、四国中央市妻鳥町のWONDOOR -ワンドア- でマネージャーをしています阿蘇です。マイホーム計画をお考えのご家族のうち、半数以上のご家族が土地を購入してお家を建てられます。言わずもがな、土地探しはマイホーム計画にとって重要なミッションですね。
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さてさて、資金計画では、まずは全体の予算をいくらにするのか?から決定し、次に土地や家や庭などに、それぞれ一体どれくらいの予算を割り当てるべきなのか?を決めていきます。しかしながら、ほとんどの場合、住もう(住みたい)と思っているエリアの土地代金の相場と、実際に土地にかけられる予算は一致しません。
希望するエリアの土地の相場価格が1000万円なのに対し、資金計画の結果、実際土地に使える予算は、700万円しかなかったという感じです。このように、予算とのバランスをとりながらマイホーム計画をしていくと、多くの場合、土地や家にかけられる予算は、思っているよりも少ないという現実が見えてきます。
✔ みんなと同じである必要はない
土地の予算が少なくなれば、必然的に選べる土地の範囲が絞られます。この時、理解しておいて欲しいことは、「みんなが良いと思っている土地を同じように探す必要はない」ということです。理由は、みんなが良いと思っている土地が、必ずしも良い土地とは限らないからです。
代表的な例だと、日当たりが良さそうな南向きの土地。この土地は、価格設定が一番高い場合が多いです。その上、家代や庭代までも高くなりがちです。というのも、外からの視線や強風、強い日差しを遮るために、カーテンやシャッター、目隠しの為のブロック塀や植栽といった余分な工事費用が盛り沢山となるからです。
その上、多くの方がこの土地を買おうとするため、価格設定が高くなってしまうのはもちろん、価格交渉をする余地すらありません。という観点から、予算とのバランスを上手く取りつつ、マイホーム計画を進めるためには、みんなが良いと思っている土地を、同じように選ばない方がいいというわけです。
また、土地の形にもそんなにこだわる必要もありませんし、無駄に広い土地を買う必要もありません。土地に合わせて家を設計すれば住みやすさや使いやすさが損なわれることはないからです。
WONDOORのお家は、ハウスメーカーや建売住宅のような間取りが一定で決まっている企画型の住宅ではなく、その土地に合わせて建てる注文住宅ですので、まずはそれをご理解いただき、土地探しをしましょう。
✔ 予算内で土地が見つからない場合
とはいえ、エリアによっては、予算を絞ると選べる土地が皆無に近い状態になることがあるのですが、この場合、エリア変更が出来ないとしたら、土地の予算を上げざるを得ません。
そして、そのアップした分をどこかで補うしかありません。
・家の予算を圧縮する
・親御さんに援助をお願いする
・住宅ローンの借入れ金額を増やす
・上記の項目全てにバランス良く振り分ける。
家づくりをする時は、どうしても舞い上がって気持ちが大きくなってしまいます。住宅ローンの返済も毎月に換算すると、大した負担じゃないように感じてしまうため、あっさり予算をアップしてしまいがちです。しかし、無理をすれば、それは後々後悔することもあるかもしれません。また、金銭的な理由で、夫婦喧嘩が絶えなくなる場合も…
ですので、まずはしっかり資金計画を実施すること。その上でマイホーム計画を進めてもらえればと切に願っています。
WONDOORでは、ほぼ毎日マイホーム計画に携わる相談会を実施しています。もちろん資金計画も実施できますのでご希望の方はご予約の上、事務所までお越し下さいね。
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