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結局のところ、平屋がいいの?2階建てがいいの?

2023.5.15

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現在当たり前とされていることは、歴史を遡るとその成り立ちがよく分かります。と、同時にその当たり前を未だ採用する理由がないこともよく分かります。

 

例えば、『貯金』という文化は、一説によると太平洋戦争の時に浸透したと言われています。理由は、戦争中は戦争のための資金を外国から集めることが出来ないため、国民から調達するしか選択肢がなかったからです。

 

そして、その手段として当時国営だった郵便局への貯金が奨励されたようなのですが、これ以降、金利が高い郵便局にお金を預けておきさえすれば、放っておいてもお金が増えたため銀行への貯金が当たり前となり、今もなお、貯金一択の考え方が浸透しているといっても過言ではありません。ただ、近年は貯金してもほとんど増えませんが…

 

こんにちは。愛媛県四国中央市を中心に、WONDOOR -ワンドア- というブランドのお家を新築で建てている工務店、株式会社associe LAB(アソシエラボ)代表の阿蘇です。今年43歳のボクですが、小学生の頃に定期的に通帳に1.000円札を挟んで学校に持って行き、スーツ姿の人に預けていた記憶がうっすらあります。あれは今考えると、郵便局員さんかJAの職員さんだったのかな~。

 

ってことで、家づくりの歴史を少し遡りつつ、そのことを基に、これからの家づくりについての想いをお伝えできればと思います。

 

国民所得倍増計画

 

岸田政権が「令和版」と称して打ち出してますし、社会の授業で習ったのでご存知の方も多いとは存じますが、高度成長期の真只中、当時の内閣が打ち出した政策が国民所得倍増計画です。この時に住宅の需要が一気に膨れ上がりました。そして、国民の多くが家を持つことが当たり前になり、日本のGDPが一気に伸びました。

 

当時は、現在のようなモノ余りでなかったので、家や車や家電といったモノを所有することが幸せの象徴だったこともあり、急速に普及していったのだと思います。

 

そして、この時に急速に普及していった住宅が公団住宅であり、ハウスメーカーの商品住宅です。いわば、コストと工期を圧縮した大量生産型の家が普及したというわけです。総二階建てならではの家族間でのプライバシーも考慮した(1階が団欒・2階がプライバシー)という触れ込みも当時は画期的だったことでしょう。

 

そんなわけで、今や家を持つことは国民の夢ではなく当たり前といっても過言ではないのですが、では、今なお大量に建てられている高度成長期以降に急速に普及した商品住宅は果たして暮らしやすいのでしょうか?そもそも、今のライフスタイルに合っているのでしょうか?

 

長期的視点で考えるのが鍵

 

これらの制度が出来た当時と比べ、現在は様々なことが変化してきています。ですので、その変化に応じて家のカタチも見直してもいいのではないかな~と思っています。

 

例えば、「家は2階建てが当たり前」とお考えの方もおられますが、長寿命化しつつある現在、その2階建ての家に50〜60年住む可能性が高いことを考慮すると、敷地の広さが許されるのであれば、平屋にする方がいいんじゃないかな~と思ってます。

 

子ども達はいつか家を出る可能性の方が高いです。歳をとれば足腰も弱ってきて2階に上るのが億劫になる可能性が高く、そうなれば2階につくった部屋は将来的に使わない無駄な部屋になる可能性があるからです。

 

また、子育て期間中のことを考えても子ども部屋が1階にあった方が確実に使い勝手がいいと思うんですよね。1階に子ども部屋があれば、わざわざ2階まで荷物を持って行ったりしなくていいので、自分の部屋に荷物を片付けてもらいやすくもなることでしょう。

 

というわけで、これまでの時代に沿ったままの常識に従うのではなく、これからの時代に沿った考え方のもとマイホームを計画してもらえればな~と思っています。

 

そんな家づくりが出来れば、より暮らしやすく、より幸せで、より充実した日々をきっと送ることが出来るのではないでしょうか。

 

あっ、絶対に平屋の家にしないといけないとかではないので誤解しないでくださいね。WONDOOR -ワンドア- でも2階建てのお家は建てさせていただいていますので…

 

施工事例の一覧は ➡ こちら

 

*四国中央市妻鳥町に、いつでも見学可能が常設のコンセプトハウス(モデルハウス)が完成しました。マイホームを検討中の全てのご家族をご案内させていただきますので是非ご来場ください。詳しくは下の画像をクリックしてご確認下さい。

 

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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】

WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に「人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう」をコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。私たちWONDOORは愛媛県で唯一の「SIMPLE NOTE」加盟店です。

代表取締役 阿蘇 崇

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