2019.7.11
約80%のご家族が土地から購入して家づくりをすると言われています。
この場合、土地を買わなければいけない分、家に掛けられる予算が少なくなってしまったり、身の丈以上のオーバーローンを組んでしまいがちです。
もちろん、家に充分な予算が掛けられなくなれば妥協だらけの家を建てざるを得なくなってしまうでしょうし、身の丈以上のオーバーローンを組んでしまえば、これからの生活や将来に大きな支障をもたらすことになってしまいます。
ですから、そうならないように土地から購入して家づくりをする場合は、正しいステップを踏んでいく必要があります。
どうも、上がるテンションハイテンション、ホップステップボブサップ、WONDOOR -ワンドア- 阿蘇です。急にすみません、ステップという言葉に反応してホップステップボブサップぶっ込んですみません。笑
さてさて、妥協だらけの家を建てざるを得なくなったり、身の丈以上のオーバーローンを組んでしまわないように、すでに頭の中に存在しているであろういくつかの勘違いについてしっかり正しておく必要があると思っています。
勘違いその1:家づくりは土地探しから始まる
まず1つ目の勘違いは、家を建てたいと思ったらまず土地を探してしまうということです。ボク自身、これまで200組を越えるご家族と一緒に家づくりをさせていただきましたが、いきなり土地を探してしまった場合、土地に予算を使い過ぎてしまったご家族を沢山見てきました。
つまり、予算的に買ってはいけないような土地を買ってしまいやすくなるということですね。となると、冒頭で申し上げたような状態に陥らざるを得なくなってしまいます。
ですから、いきなり土地探しから始めるのではなく、まず自分たち家族にとってのベストな土地に掛けられる予算、また、掛けてもいい予算について正確に把握することから始めなくてはいけません。
勘違いその2:雑誌やネットに載っている金額だけで土地が買える
これも多くの方がそう思い込んでしまっていますが、実際に表示金額だけで土地が手に入るわけはありません。
土地を買おうと思えば、
不動産屋さんに支払う仲介手数料が必要になったり・・
土地の所有権を移してもらうための登記費用が必要だったり・・
土地代金を銀行から借入する場合、土地に担保設定するための登記費用が必要だったり・・
隣地との境界費用が必要になったり・・
と、その他にも様々な費用が必要になります。
ですから、土地代金以外の費用が別途で掛かってくるという現実を、しっかりと頭に入れておくようにしなければいけません。
勘違いその3:土地は広いほど良い
確かに、せっかく家を建てるのであれば、広い土地にしたいという気持はよ〜く分かります。
広々とした庭で、のんびりと過ごしたい・・
子供たちをのびのびと遊ばせてやりたい・・
という夢は、誰もがお持ちでしょうからね。
しかし、現実的に考えてみてください。
その広い庭に生えてくる草は一体誰が抜くのでしょうか?
どんどん伸びていく木の手入れは一体誰がするのでしょうか?
ちょっと放置しているだけでボーボーになってしまう芝生は一体誰が定期的に刈るのでしょうか?
その範囲が広くなればなるほど、手入れはさらに大変なものになってしまいます。
また、広い土地を買えば、そもそも外構の工事費用も、それに連動して高くなってしまうし、これから一生払い続ける固定資産税も割高になってしまうことになります。
ということは、土地は自分たち家族にとって必要最小限の広さにしておくようにしなければいけません。そして、自分たち家族にとっての必要最小限の広さを知るために、自分たちがどんな家を建てたいのか?を土地探しをする前にある程度明確にしておく必要があります。
いかがでしたでしょうか?
土地探しからの家づくりで、妥協だらけの家を建てるハメになったり、オーバーローンで悲壮感漂う暮らしを送るハメにならないためにも、まずは、知らず知らずの間に受け入れてしまっているこのような思い込みを払拭するようにしていただければと思います。
ちょっと一気に6つ全部となると着地点を見失いそうな可能性がプンプンしますので今回は前編ということで3つに留めておきます。
残りの3つについてはまた次回、ゆっくりとお伝えさせていただきますので楽しみに待っていてもらえれば嬉し恥ずかしあそタカシです。
それではまた後日。
「それは、今までにない新しい世界」
WONDOOR -ワンドア-
阿蘇 崇