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寒くてジメジメした水回りにしたくない方へ

2019.11.16

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急激な温度差が原因で、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすヒートショック現象による死亡件数は、入浴中の数を見ただけでも、交通事故による死亡者数の約4倍にもなると言われています。そして、その発生のほとんどが、四国や九州などの比較的暖かい地域ということはあまり知られていないかもしれません。この原因は、北海道や東北などの寒い地域に比べて、断熱・気密に対する意識が低いからです。

ここ数年は、断熱や気密に対する意識も向上し、また、国が家の断熱性能を高く設定したため、今後はヒートショックによる死亡者数は、今までに比べると緩和されていくとは思います。が、それでも、相変わらず家の中に温度差が生じやすかったり、水回りが必然的に寒くなってしまう家を、多くの方が、知らず知らずの間につくってしまっているのも事実です。

 

ちなみにボクの実家では脱衣所とお風呂が別の建物にあるため、風呂に入るために一回外に出ないと行けません。真冬なんてヒートショック現象どころの騒ぎじゃありません。小さな頃からこの環境で育ったので急激な温度差に対しては人一倍強いと自負しています。どうも、WONDOOR -ワンドア- 阿蘇です。

さすがに今は家の中にお風呂ありますよ。(外のお風呂も健在ですが…笑)

 

さてさて、そのヒートショック現象を引き起こす原因となる要素は、一体どういったものなのでしょうか?

 

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日当たりが良いところに部屋をつくるのが当たり前という考え方

 誰しもが、日当たりのよいお家にしたいと思っています。更に、誰しもが明るいお家にしたいとも思っています。それゆえ、誰しもが当たり前のように、部屋のすべてを日当たりがよい南側に配置し、逆に水回り空間は全て日が当たらない、あるいは当たりにくい場所に配置してしまいがちです。その結果、水回り空間は、必然的に寒くてジメジメした場所になってしまいます。

ここ最近、洗濯物を室内に干したいという方が増えてきています。共働きで、忙しいこともあり、洗濯の作業にかかる一連の動作を最短動線でしたいという理由からです。そして、そう考えてみると、洗面室は日が当たる場所につくる方が良いし、あるいは、そうじゃなくても、日当たりが良い場所の近くにつくる方が良かったりします。

しかしながら、あまりに多くの方が固定観念に縛られてしまっているため、住宅会社までも、この固定概念に支配されてしまい、敷地の条件や周囲の状況に合わせて間取りを提案するという基本的な軸を忘れてしまっているため、寒くてジメジメした場所に水回りをつくってしまっているお家を多く見かけます。

 

無駄に廊下を沢山つくってしまう

 「絶対に廊下が欲しいんです!」という要望を持っているご家族はほとんどいないと思います。しかし、意識しながら間取りを考えないと、知らず知らずの間にたくさん出来てしまうのが廊下yてもんです。そして、廊下が出来ると、家の中に温度差が出来やすくなります。理由は、廊下に面するドアを全て閉めてしまうからですね。また、廊下がタダでつくれるならいいのですが、実際には、廊下が1㎡出来れば、約15万円というコストが掛かってきます。つまり、廊下が出来れば出来るほど、家の面積はどんどん大きくなり、それに連動して家のコストも高くなってします。結果、後々のランニングコスト、つまり、光熱費も連動して高くなってしまうのです。

もし廊下が6帖余分に出来れば、約10㎡家が大きくなるので、家のコストはそれだけで約150万円も高くなり、光熱費も毎年約3万円高くなってしまうかもしれない…ということになりかねません。以上のような理由から、たとえ断熱や気密を強化したとしても、水回りが寒くてジメジメする家をつくってしまうというわけです。しかも、余分なコストを無駄に掛けてまで…。ですので、寒くてジメジメした水回りをつくってしまわないためにも、また、家に無駄なコストを掛けてしまわないためにも、固定概念に縛られたまま、自分で勝手に間取りを決めるのではなく、敷地条件やまわりの環境などに合わせた本当に使い勝手が良く心豊かに暮らせる家づくりを計画しましょうね。

 

WONDOOR -ワンドア- では、家づくりでの疑問点や不安、悩みを相談できるようにマイホーム相談会を個別にて開催させていただいています。それぞれのご家族の不安や悩みに加えて、住宅ローンのことや、家計管理のことなど、ずっと家族みんなが心豊かに暮らせる家づくりになるようアドバイスさせていただいています。相談会は事前予約制にさせていただいています。ご都合のよい日時がありましたら、下記予約フォームからお問合せ下さい。

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阿蘇 崇

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