2021.4.21
前回のブログから始まった土地に関するシリーズブログ。記念すべき第1回目はおそらく一番人気であろう南向きの土地についてお伝えさせていただきました。まだ読んでないやっ!って方は読んでもらえるとマンモスうれピーです。(←わかる方は同年代です。笑)
第1回目のブログ ➡ 「土地のメリットとデメリットシリーズ -南向き編-」
こんにちは。四国中央市を中心に愛媛県の東の方でシンプルな家づくりをしている工務店、WONDOOR -ワンドア- 代表の阿蘇です。名字が名字なので「出身はどちらですか?」と聞かれる事が多いのでお答えしておきますね。生まれも育ちも愛媛県は西条市でございます。先祖をたどれば熊本県の阿蘇地方にたどり着くのでしょうかね?調べたことないので調べてみようかと思います。ただ、正直に言うと、誰か調べてくれるとマンモスうれピーです。笑
今更ですが、WONDOOR -ワンドア- は驚きや未知という意味を持つWONDERとDOOR(ドア)を合わせています。家の玄関ドアや各部屋のドアを開けた先に広がる、驚きのある未知なる空間を演出したいという想いを込めてます。自分で言うのもアレですが、めっちゃええやん。笑 pic.twitter.com/9wJw5f1UBJ
— 阿蘇 崇 心豊かに暮らす家づくり (@asopanman1135) April 19, 2021
またいつの日かロゴに込めた熱い想いをブログに書き記したいと思います。
さてさて、前回の南向き編に続いて今回は東向き編と題してお伝えしていきたいと思います。
✔ 朝の光が入ってきやすい
東向きの土地の場合、なんと言っても『朝日が入りやすい』というのが一番のメリットではないでしょうか。しかし、このメリットをそのまま取り入れようと、東側に大きな窓をつくってしまったら、「家の中が外から丸見えになってしまう」ということは至極当然のことですね。
丸見えになるのを防ごうとすると、必然的にカーテンを付けて常時閉めておかないといけません。その結果、カーテンのせいで、家の中が薄暗くなってしまい、日中もずっと照明をつけておく必要があります。
また、四国中央市特有の「やまじ風」や、「台風」の時に備えて、その窓にシャッターまで設置するとなれば、その分コストがかさむだけでなく、家の外観もおかしな事になりかねません。どのご家族も、拘って建てるお家なのでせめて家の正面ぐらいは美しくしたいのではないでしょうか…
✔ 南面に居住スペースを持ってこれる
次に、接道が東側の土地は、「居住スペースを全て南向きに出来る」というメリットがあると考えられていますが、これは、玄関を南に配置する必要がないからです。
しかし、少し立ち止まって考えてもらいたいのですが、“そもそも居住スペースを全て南に配置する必要があるんだろうか?”ということです。
全ての部屋を南に配置した場合、2階はまだしも、1階の南の窓から見える景色は、南に建っている家の裏側になります。つまり、給湯器やエアコンの室外機、勝手口があれば、ゴミ箱が置いてあることでしょう。そうした様々な物が置いてあるゴチャゴチャした場所を眺めて過ごすことになるということです。
もしくは、それを避けるために、リビングの窓のカーテンを常に閉めておくか、コストが掛かってでも植栽をしたり、目隠しの塀を作ったりして、ゴチャゴチャした景色を防ぐようにするかですかね。
また、東向きの土地の場合、隣の家が近くに建っているにもかかわらず一番南にリビングを配置すれば、リビングには光が入ってきにくくなります。こうなってしまいがちなのは、家が建ち並ぶ分譲地に多いです。リビングに光が入ってきにくくなれば、必然的に冬は寒くなりやすくなり、その結果、光熱費が高くなってしまいます。
いかがでしょう?まわりの環境のことを考慮して間取りを考えていかないと、本来ならメリットとして考えられていることも、逆にデメリットになってしまうということをご理解いただけたのではないでしょうか?
ということで、このようなデメリットが生じないよう間取りを考える必要がありますね。
ちなみにですが、実際に建てさせていただいたWONDOOR -ワンドア- のこちらのお家の接道は東面です。いかがですか?
(画像をクリックすると施工事例ページに飛びます飛びます)
✔︎そもそも、全室南向きにする必要はあるのか?
マイホーム計画中のご家族の多くが、居住スペースを出来るだけ南に配置しようとします。が、果たしてその必要はあるのでしょうか?
例えば、寝室はどうでしょう?何時から何時までこの寝室を使っているのでしょうか?(ボクは21:00に寝て05:00頃に起きます。笑)そして、寝ている時間以外に、この寝室で過ごすことはありますか?
また、子ども部屋に関しても、南向きの部屋である必要があるのでしょうか?子ども部屋を子ども部屋として使用する期間は果たして一体どれくらいあるのでしょう?そして、子どもたちが家を出て行った後は、その部屋をどのようにお使いになる予定ですか?
これらの部屋は、最低限の明るさは必要なものの、絶対に南向きにする必要はないのかもしれませんね。
このように部屋の向きを、必ずしも南向きにしなくいいという考え方を持つことが出来れば、間取りに自由度も出ますし、敷地をより有効に活用出来るようにもなります。そして、結果的に、お伝えしてきたデメリットを解消しやすくもなります。
ということで、東向きの土地で家を建てる予定の方は、東向きの土地のメリットだけではなく、デメリットもよく理解し、検討している間取りがその土地で考えられるデメリットを解消出来るかどうかを頭の中でシミュレーションしながら暮らしを創造してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?マイホームを計画しているけど、土地探しで難航している方、土地はあるけど自分たちの考えている家が建つのだろうか?と思っている方、一度ご相談にいらして下さい。肩の力が抜けて楽になるかもしれませんよ。
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【人生を最大限に楽しもう 人生は最小限だけ持とう】
WONDOOR -ワンドア- は愛媛県四国中央市を中心に平屋から始める家づくりをコンセプトとした注文住宅を新築で建てている工務店、株式会社associe LABのブランドです。「人生で最後の買い物は家ではない」という想いを大切にし、住まわれるご家族の今の状況だけではなく、ずっと心豊かな暮らしを考えた家づくりをしています。
代表取締役 阿蘇 崇
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