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こんにちは。前回のブログ「カーテンがない暮らしを頭の中で見学してみませんか？」（クリックしてもらえるとページに飛びます飛びます）を沢山の方が読んで下さり嬉しくて嬉しくて上がるテンションハイテンション、ホップステップボブサップです。あらやだっ、またあそパンマンの口癖が出ちゃった。一層のコト私の言葉にしちゃいましょうか？笑　テヘペロ。またまた前置きが長くなってすみません。WONDOOR -ワンドア- でコーディネーターをしています原です。今回も前回に続いて頭の中見学会を開催します。ど～ぞ～。

今回のお家は、南からの光がたっぷりと降り注ぐダイニングキッチン。そのダイニングキッチンから続くリビングスペースでは、ソファーは置かずに床の上でゴロゴロして過ごしたい…という施主さまからの希望もあって、一部を畳コーナーにしました。

ソファーは、脱いだ服や洗濯後取り込んだ服、荷物などの物置になりやすいですし、ソファーに座らず背もたれでの使用頻度の方が高い、つまり、ただの飾りになっているという方も決して少なくないため、あえてソファーは置かないようにして、あえて畳にするという発想があって当然です。そして、こちらのお家は、リビングの奥にある庭が、人目につかないプライベートスペースとなっています。そこでは、お子さんが安心して思い切り遊べるようにと、芝生を敷き、リビングと庭を縁側で繋ぎました。休日には、庭で遊ぶお子さんたちの姿を見ながら夫婦でコーヒーを飲んだりとリア充で心豊かな時間が流れますね。

洗面脱衣室は、あえてリビングから近い所に配置しています。その理由は、１つは洗濯物を縁側に干すので、洗濯機から物干し場までの距離が圧倒的に近いということ。そして、もう１つは、リビングと洗面脱衣室との温度差を緩和し、ヒートショックから身を守るということです。１年間でヒートショックによる死亡者数は、交通事故による死亡者数の４倍近いというデータもあることから、この問題も、マイホームを計画する時には十分に考えておかないといけない問題の１つです。

家族が一番長い時間過ごすリビングと、洗面脱衣室を近くに配置することで、リビングの余熱が洗面脱衣室に伝わりやすいように工夫しています。また、洗面脱衣室は窓を東側につくっているので、お母さんは、朝お化粧をしている時に、気持ちいい朝日がたっぷりと降り注ぎます。

そうすることで、暗くてどんよりした場所で電気をつけながらお化粧をするのではなく、気持ちのいい自然の光を浴びながらお化粧だけでなく、歯磨きをしたり、洗顔をしたり、朝の身支度が出来ます。まるで、「ティファニーで朝食を」のような映画のような暮らしですね。（すみません、観たことないですが…笑）

寝室と子ども部屋へは、ダイニングキッチンを通って行く動線となっています。子ども部屋は、中庭を通して、ダイニングキッチンから様子がうかがえるようにしているので、お子さんは、自分の部屋に居ながらも、お母さんの気配を感じられるので安心して遊ぶことが出来ると思います。

また、昨日のお家同様にママ友が遊びに来ても、子どもたちは子ども部屋で遊びながら、お母さんたちはダイニングで紅茶を飲み、ケーキを食べながらママ友トークに花を咲かすことが出来ます。子どもたちからも目を離すことなく、反射した光が中庭からたっぷりと入るので、一日中明るいのもこちらのお家の子ども部屋の大きな特徴です。朝から日が暮れるまで電気をつける必要もないかもしれませんね。

寝室は寝るだけの部屋よいうご家族が多いので、最小限の広さにしています。しかしながら、気持ちよく朝日で目覚められるように、東側に窓を設けました。また、寝室には布団があるので、あえて中庭には面さずに視線をカットしました。やっぱりプライベート中のプライベートな空間ですので家族以外の人には見られたくないですもんね。笑

今回のお家はいかがでしたか？

家のどこに居ても安定した明るさが保たれているお家。

家族みんなのコミュニケーションを大切に出来るお家。

ずっと家で過ごしたくなるような心地よいお家。

掃除・片付け・洗濯などの家事の手間を少しでも軽減出来るお家。

今だけでなく、老後もずっと安心で過ごしやすいお家。

などなど、こちらの住まいは、家づくりで必要な要素がたくさん盛り込まれたお家です。マイホーム計画を検討中の多くのご家族は小さなお子さんがいらっしゃると思います。今、新型コロナウイルスの感染が心配で実際のお家を見に行きたくても見に行けないというご家族も居られることでしょう。そんなご家族にも少しでもマイホーム計画の楽しさをお伝えできればいいなと思い、頭の中で出来る見学会を開催してみました。一人でも多くのご家族の心豊かな家づくりの参考になれば幸いです。

コーディネーター　原 明日香